SAKE&WHISKY'S GARDEN

昔々、とある会社でお酒をつくっていたハミングバード99の酒飲みレポート。基本的にお酒は、おすすめできる美味しいもののみご紹介しています。

シーバスリーガル ミズナラ

どうも、hummingbird99です。ウイスキーはロック派です。

今日の一献はご存知、シーバスリーガル12年の日本限定版 ”シーバスリーガルミズナラ 12年” です。思えば私が社会人になって一番最初に購入したウイスキーが、スコッチウイスキーのひとつであるシーバスリーガルの12年でした。あれからずいぶん時間が経ったもんだなぁ…。

 

ちなみにスコッチってなーに?という方に簡単に説明すると、スコッチとはスコットランド(イギリス(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)を構成する4つの国のうちのひとつで、イギリスの大きな島の北側の地域)でつくられたウイスキーになってます。ジョーニーウォーカーだとか、バランタインマッカラン、ハイランドパークやボウモアなどもスコッチウイスキーですね。スコットランドの気候は、暖流である北大西洋海流とその上を通過する偏西風の影響で穏やか。冬は関東、夏は北海道くらいの気温らしいです。

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さて、今回はシーバスリーガルでもミズナラエディションということで、ウイスキーの熟成に使う樽の木材が通常版とは違います。ミズナラって何??という人もいるかもしれませんので言っておきますと、日本人なら馴染みの深いドングリの木です。「シーバスリーガル ドングリエディション 12年」なわけですね!となりの〇トロのイラストとか似合いそう。

 

まず、パッケージの色がいいですよね。青と緑の狭間の落ち着いた色合い。もしかしたら日本の森林をイメージしてのものなのかも。

 

前置きが長くなってしまいましたが、こちらのミズナラエディション、香りも通常版とは違います。ふたつを飲み比べるとわかるのですが、通常のシーバスリーガル12年と比べ、ミズナラエディションは香りがフレッシュです。ストレートだと干し葡萄と、ハーブような清涼感のある香りがします。リーフィー、と言ってもいいかもしれません。口当たりは通常版12年に比べて軽やかで、ピリリとした辛味とほんのりとした渋味があります。また、甘さもありますがミズナラエディションの方が控えめに感じますね。この瑞々しさと爽やかさは、本当に日本の森林をイメージさせるかも。パッケージの色やメーカーの情報に踊らされているだけかもしれませんが…(笑)

ロックにすると、一気に甘い香りが強まります。スモーキーな香りとカラメルの甘い香りが混ざり合い、うっとりしてしまうほど美味しそう。実際に飲んでみると、甘さもスパイシーさもドライさもあるんですが、イヤミが全くなくて本当にバランスがいい。美味しいです。これはどんどん飲めてしまうな。シングルモルトも好きだけれど、やっぱりブレンデッドの飲みやすさはいいですよね。

 

スーパーマーケットなどでも良く見かける商品ですが、本当に一度手に取って飲んでみる価値があると思います。価格は700mlで3500円前後。フルボトルはちょっと…という方にはハーフサイズ(2000円程)もありますので、ぜひ一緒に爽やかな日本の森の息吹を感じましょう。

 

 

 

 

 

なお、現在、日本の森林には昨年の数倍のスギ花粉が飛び交っているようです。現実は前々爽やかじゃない…。

 

シーバスリーガル ミズナラ 12年

hummingbird99の個人的評価(通常☆5が最高値)

香り☆☆☆☆☆(熟成感とフレッシュなリーフィーさを併せ持つ。)
味わい☆☆☆☆(ロックで☆☆☆☆☆)
おすすめ度☆☆☆☆☆(クセの強いウイスキーが好きな人には物足りないかも。でも、たまにはやさしいウイスキーでほっと一息つくのもいいですよね。)

 

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