SAKE&WHISKY'S GARDEN

昔々、とある会社でお酒をつくっていたハミングバード99の酒飲みレポート。基本的にお酒は、おすすめできる美味しいもののみご紹介しています。

ジョニーウォーカー ブラックレーベル 12年

4月の桜が咲き乱れ、あるいは咲き始め、もしくはもう散り始めた地域もある頃でしょうか。今日は関東で季節外れの雪が降ったそうで、ニュースでも桜の花が雪に覆われている映像が見られました。寒戻り、あるいは花冷えとも言うそうですね。


さて、そんな寒さの戻った春の日の今日、私の1日の疲れを癒し、身体を温めてくれるお酒はこちら。ジョニーウォーカー12年、ブラックレーベルです。

f:id:hummingbird99:20190411011035j:plain

酒屋さんだけではなく、スーパーマーケットや、あるいは小さいサイズならばコンビニエンスストアにも陳列されているのをよく目にしますよね。あまりにも目にする機会が多いため「ありふれた商品」に感じるかもしれませんが、現在でも多くの人に愛される名ウイスキーなのです。


ジョニーウォーカーは、シーバスリーガルやバランタイン同様、世界的に有名なブレンデッドタイプのスコッチウイスキーになります。創業者ジョン・ウォーカー氏の愛称にちなんだ銘柄であり、ロゴマークやラベル、瓶のデザインもお洒落ですよね!味もさることながら、ぱっと見てすぐにわかる商品のデザインバランスは素晴らしいと思います。


では、実際に味を確認していきます。香りは少し薬品を思わせるスモーキーな燻香(樽香)、スパイシーさと、カラメル、りんご、干し葡萄の甘い香りがほんのりと香ります。シェリーっぽい香りもある気がしますね。実際に口にしてみると、甘めの口当たりでとてもスムース、ウッディ感、スパイシーさも感じます。まろやかな酸味を感じつつ飲み下すと、ピーティーさが口の中いっぱいに広がりますがすぐに引いていき余韻は重厚というより穏やか。鼻に抜けていく香ばしさもあります。また、口内でゆっくりと味わいを確かめるとビターさと渋みが感じられます。やはり飲みやすい。ウイスキーにまだ親しんでいない方でも、ストレートで楽しむことができるのではないでしょうか。


氷を投入してロックにすると、やはり甘い香りが一気に開き、カラメルシロップと干し葡萄を思わせるスモーキーで甘美な香りを強く感じます。甘い香りに誘われhummingbird99、ひとり「んん~♪」とご満悦の笑顔です。口当たりはライトで、ストレートよりさらにマイルドでスムース、甘さとスパイシーさは穏やかなものとなります。ビターさと渋味、酸味はより感じやすくなりますが、決して嫌なものではなく、むしろやさしいスモーキーさと調和して味わいの変化を楽しませてくれます。こちらもウイスキーの入門に相応しい1本ですよね。飲みなれた後でも、家にストックしておいて楽しむことのできるものだと思います。


そういえば、今月末には限定版のジョニーウォーカー「ホワイトウォーカー」が日本でも発売されますね。他メディアとのコラボ商品のようなんですが、これボトルのデザインがめちゃくちゃカッコいいんです。冷やすと隠し文字が浮かび上がるという仕様も、遊び心をくすぐってすごくいい。…コストの無駄ですって?とんでもない、ロマンですよ浪漫!!私はよくパッケージ買いをするタイプなんですけど、ホワイトウォーカーも海外展開のみの頃からすごくいいなーと思っていて、最近通販サイトで見つけて速攻で予約を致しました。4月24日発売ということなので、その頃飲んだらまた記事にして掲載したいなと思っています。美味しいといいなぁ。興味のある方はリンク、というか広告を貼っておきますのでご覧ください。

 

大人も子供も、寒い中での外出は大変。体調を崩さないよう、温かくしてお過ごしください。
hummingbird99の個人的評価
お酒名:ジョニーウォーカー ブラックレーベル 12年
価格:2500円程
アルコール度数:40%
香り:☆☆☆☆(ヨードのような特徴あるスモーキーな香り。)
味:☆☆☆☆☆(伝統的なスコッチらしいピート感がしっかりと感じられ、しかも飲みやすいです。)
おすすめ度:☆☆☆☆☆(初心者にも、ウイスキー好きにも。友人の家を訪ねる際の、気を遣わないお土産にも。)

↓クリックしていただくと励みになります↓
https://blog.with2.net/link/?1999321