SAKE&WHISKY'S GARDEN

昔々、とある会社でお酒をつくっていたハミングバード99の酒飲みレポート。基本的にお酒は、おすすめできる美味しいもののみご紹介しています。

ウイスキーレシピ その壱

この時期は毎年恒例なのですが、最近はスーパーマーケットに行くと氷砂糖やホワイトリカー、大きな瓶容器など果実酒を漬ける商品が並ぶ特設コーナーができています。梅酒の季節ですね。飲むのはもちろん美味しいのですけど、自分でお酒を漬けるというのもまた楽しいものですよね。


ということで今回は、自宅で簡単にできる果実酒づくりのやりかたをご説明&実行していきたいと思います。


必要なものはこんな感じ。
・漬けるための瓶。小さい物なら100円、大きいと1000円くらいです。プラスチックの場合は、アルコールに対応したものを選んでください。
・梅やレモンなどの果実。今回はオレンジを使います。
・アルコール度数40%以上のお酒。衛生上アルコール度数は高い方がいいのですが、最近では果実酒を漬ける用の日本酒なども販売しています。
・氷砂糖やはちみつ。一応、砂糖でも可能です。


あとは、お好みでハーブなどを入れても美味しいです。私の場合は昨年、レッドバジルを入れたお酒を漬けました。清涼感もあり、見た目も赤みがかっていてかわいいんです(笑)


今回私が用意したのはこちら。
・保存瓶(ル パルフェの750ml)
・オレンジ2個
・砂糖 160g(甘めです)
ウイスキー 400ml程度
ウイスキーはホワイトホース12年をベースに、自宅にあったものを3種類ブレンドしました。

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初めて果実酒を漬ける方には、ホワイトリカーやジンなどがおすすめ。ブランデーやウイスキーも美味しいのですがどうしてもクセがあるので、最初は飲みやすく純粋に果実の美味しさを楽しめるお酒の方が良いかと思います。


では造り方。
1、よく洗った瓶を乾かし、漬けるお酒を少しだけ入れて濯ぎます(アルコール消毒も兼ねてます)。
2、洗って水分を拭き取り、スライスしたオレンジを瓶に入れて、砂糖を投入。
3、ウイスキーを注ぎいれて蓋をする。あとは、冷蔵庫に入れてたまに振るだけ。


簡単ですよね。梅の場合は2か月(小梅なら1か月)以上、レモン、ライムは1か月以上、オレンジならば3日以上程度漬けておくことで果実の風味がよくお酒に溶け込みます。果実は途中で取り出しますが、ウイスキーやブランデーと同じように熟成期間が長いほどまろやかで美味しいお酒ができますよ。


さて、どんなお酒になるのか。こうやって出来上がりを待つ時間もすごく楽しみですよね。暑い夏を元気に過ごせるよう、みなさんも今から爽やかな果実酒づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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ちなみに、私のように「そろそろ漬かったかな?」と思って味見をしすぎると、出来あがる前にお酒がガンガン減っていきますので注意です。美味しくなるのを大人しく待ちましょう!

 

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